休養の重要性

季節外れの風邪をこじらせたスタッフと久々に顔を合わせて会話をしてみて思ったことがありました。

「あれ?いろいろスムーズだ」

非常に能力が高く、いつも常に一緒に仕事をしているスタッフの一人なのですが、
いつも以上に考え方が柔軟だったり、はなしが早かったりとびっくりするような変化でした。

そこで学んだのは休養の重要性。彼は月〜金+土日のどちらかは仕事、もう一日はしっかり家庭サービスをやっている良き夫・パパなのですが、ここ何ヶ月か「かなり疲れている」という類の言葉が出てきていたので、今回の風邪(強制的に休むしかない体調だったようなので)で少し心身ともにリフレッシュ出来たのかな、、、という感じを受けました。

ベンチャーはともすると、気合と根性、体力勝負、になりがちですし最近ソーシャルでバズっていたこの記事などを見ると

才能がある人ない人が、どれくらい働けば成果を出せるのか、コロンビア大学のバーナード・O・コープマン氏がシミュレーションしたものですが、人の3倍の時間(1日12時間)を投入すると、大体勝てるようになり、4倍の時間( 1日14時間)を投入すると、「圧勝」できるレベル、才能が劣る人でも通常4倍の時間を投入すれば、まず「負ける」ことはありません。これを1年単位で考えると、年間100日程度の休日を除いた中小企業の労働時間は、平均1850時間なので、3倍働くのであれば、1850時間 × √3 = 3,200時間、1年間1日も休まずに仕事をすると、3,200 ÷ 365で1日約8.7時間働けば達成できます。

とシュミレートされていたりします。感覚的には上記は大きな成長を考えた時に必要だと思いますし、個人的に自分が会社員時代得た最大の資産は「長時間働ける仕事上の体力だ」と思っていたりするので上記に納得感は強く持てるのですが、自分の中で「疲れている」と思った時に思い切ってしっかり休むこと、問題は解決していないんだけれどフレッシュな頭でもう一度考える状況を作ること、というのも時には重要だな、と思った昼下がりでした。

成果を出すために休養もコントロールする。覚えておこうと思います。