すごい考え方

最近、脳科学や経済学は一個の人間のモデルになる。という事を考える事が或る。
そう考えるとOSの考え方と人間の考え方は近い(はず)そのVer.UPをする本。

すごい考え方すごい考え方
(2005/12/01)
ハワード・ゴールドマン

ベストセラー『すごい会議』(大橋禅太郎・著)で紹介された手法を開発した、ユダヤ人ハワード・ゴールドマンの代表作です。
本書では、私たちが日々、何気なく使っている言葉に意識を向けるように促しています。たとえば、「私たちにはお金がない」と口癖のように言ってないでしょうか。それを「私たちは~するためには3000万円必要だ」「私たちはいま800万円持っている」と言ってみる。必要なものと持っているものを2つの異なった事実として表現してみる。そうすると、自分自身のあいまいな思い込みや解釈から解き放たれ、現実の正確な姿が見えてくるとともに、可能性のフィールドが浮かび上がってきます。ここでようやくゴールに向かうための「提案」が生まれ、仕事や人生がうまくいくための歯車がまわり始める……。

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生き方の縮図と発見のつながり。

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
(2005/06)
池谷 裕二、糸井 重里 他

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無限に問題集を解いて、予想問題を全部できても、誰かが答えを知っている問題をいくら解けたって最上の弟子になるのが関の山
に衝撃を受けた。確かに!!

脳と記憶に関する、目からウロコの集中対談。いわく、「『もの忘れは老化のせい』は間違い」「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」―。記憶を司る部位である「海馬」をめぐる脳科学者・池谷裕二のユニークな発想と実証を、縦横無尽に広げていく糸井重里の見事なアプローチ。脳に対する知的好奇心を満たしつつ、むしろオトナの読者に生きる力を与えてくれる、人間賛歌に満ちた科学書。

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20代で差がつく50の勉強法


・勉強をするとき、人に物を習うとき、本を読むときに、その根底に流れるビジョンとコンセプトを盗む、が大事。
・人生においては3段階の勉強の時期がある。好きなものを見つける時間、磨く次期、お返しをする時期
・知恵には三つのポイントがある。論理的に考えられる。長期的に考えられる、違う視点で考えられる。
・自問自答できない人は、20代でおやじになる。相手の話を聞かないで、持論を押し付けるだけ。アドバイスは相手の状況に応じてもっとも適切な助言をすること。
・出井会長のやっているのはビジョンの共有。今、時代は大きくどっちからどっちに動こうとしているのか。世の中はこれからどうなり、今自社はどういうところにいるのか。
・スタッフは技術や知識の共有者、ブレーンはビジョンの共有者。ブレーンとのつながりは信頼。損得勘定ではなく。
・何かを聞くとき、一枚目は先生が話していることのメモ。10分で1枚。2枚目、先生の話から思いついたアイディア。3枚目、ふとひらめいた全然関係ないアイディア。
・20代で本を出す。たくさん書いて、たくさん投稿する。(kap自分の出したい意思・哲学できちんとBlogを書こう。継続的に)方法としては、自費出版(名刺代わり+知り合い)買取条件をつける。ターゲットは狭く。調べなきゃかけないことはNG
・自分で感じたこと、という視点から、自分で考え直す。これから悪くなる、と言う人たちは、新世代でなく旧世代に属している。いいことが起こる、と思って前を向く。
・プレゼンは圧縮。100行を100行のまま語ってしまっている。1語の裏側に100行が隠れていない。一言のキーワードが100億円のビジネスを生み出し1兆の市場を産む。
・20代は意識をベースにした技術の下積みをする。体で覚える。修正は一気にできない。そして、無意識でできるかどうか。意識は感性にかかわってくる。失敗感知が大事。
・20代のうちに、物事の本質を見ることのできるプロにめぐり合うこと。誰に評価を受けるか。海外のビジネスマンはプロとアマの区別がくっきりある。プロの勉強をする事
・一流の仕事をするためには、意識を早く実につけ、その意識に基づいた仕事の量をこなし、いいフォームを崩さない。レベルの意識をする。何事も美しく。
・「子供のときにやってたなぁ」という幼児体験に結び付けられるような、足の親指に力が入ることをする。
・周囲の目配せ、マナーに気をつける。マニアになる。
・その本のベースとなっているビジョンや考え方、哲学や発想を学ぶ。暗記ではなく。

レバレッジ・リーディング 本田 直之 (単行本(ソフトカバー) – 2006/12/1)

レバレッジ・リーディングレバレッジ・リーディング
(2006/12/01)
本田 直之

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・アメリカ人はビジネスパーソンが実によく本を読んでいる。読書=事故投資、という考え方が徹底されている。
・月平均の本・雑誌の購入金額:1000円未満が34.4% 2004年2月24日日経流通新聞
・この本から何を吸収したいか、の仮説が非常に大事
・読書を投資活動として捕らえ、100倍になって返ってくるものだと考える。本を読む時間がない、ではなく本を読まないから時間がない。多読によって情報の取捨選択能力が身に付き、何が必要かを考える主体的な思考力が身に付く
・本には他人の十数年分の知識や経験が詰まっている。読書をしない一流ビジネスパーソンは存在しない。
・人生に一番外のある言葉は明日だ。この言葉を一番多く使うのは貧乏な人、成功しない人、不幸な人、不健康な人だ。明日から、という言葉に意味はない(ロバートキヨサキ)
・目的を持って本を選ぶ。自分の目標、課題からどんな本が必要かを認識する。ミッションを6つに割ったときに必要なものをとりあえず10冊前後読む
・教養型:学者が書いたようなもの、ではなく体験型:実践ノウハウが重要。人の経験メモリーを盗む感じかな。
・これは面白い経営方針だ、変わった投資のやり方だ。を追求する。
・共通認識をもち、それを基に一人一人がどう行動するかを話し合い、具体的な行動に移した。
・雑誌など:日経ビジネス、日経ベンチャー、週間東洋経済、ダイヤモンド、GQ、Business Week, Fast company,AdvantEdge、Audio-tech business book summaries, executive book summaries, TOP Point +amazon top rank
・本めるまが:毎日3分読書革命、ビジネス選書サマリー、Webook of the day、後悔しないための読書、
・ビジネスめるまが:プレジデントビジョン、インターネット虎の巻、ワニレポ★せっかくやるなら楽しくやろう。ファイナンシャルアカデミー通信
・自分にとって優しくて値段の安い本のほうがすぐに役立つことが多い。
・テーマが決まっているときはカテゴリー集中法で片っ端から読む。新刊はリアル書店で
・刈り取ることに熱中しすぎて、刃を研ぐことを忘れている人があまりにも多い(コビー)
・読書の流れ:目的・何を読むかを決定。制限時間を設ける。目次や表紙、あとがきからプレリーディング→→カラーバス効果とポイント目印をつけながら読む。習慣化する
・この本をどれくらいの時間で読みきるかを決める。1-2時間で十分なのはすでに持っている知識を強化する。成功体験、体験談。自己啓発モチベーションUP本。
・時間を決めたら、カバーの袖や奥付のプロフィール、あとがきなどから全体を俯瞰
・後は80:20の法則を重視しながら、全体の16%を拾うつもりで読む。だめなら捨てる。
・読むスピードは一定ではなく、緩急をつけて、カラーバス効果を使って。本を読んでるときに思いついたものはどんどんメモ。自分だったらどうするかが重要。飽きたら違う本に移る。どんどん、スピードを落とさない。
・読後フォローをシステム化する:ポイントをつけたところを、自分用にメモをする。メモをして、実行するのが重要。重要なところを記しつけて、それを必ずメモに落とす。
・メモは週一回位。これも時間を意識しないと、なかなか進まない。ただ、読み終わってから数日寝かしたほうが効果が高い。メモを作ったら、カテゴリーごとに分ける。データと引用文も適宜作る。
・偉大な言葉は一行の中に豊富な知識を含んでいる。
・年間で読むうち5%-10%は「これは」と思う本に出会う。それは何度も読み返す。読み返すときもレバレッジリーディング、どんどん重要だと思うところを斜め読み
・原理原則10冊:人を動かす、道は開ける、人生を変える80対20の法則、ビジョナリーカンパニー、プロフェッショナルの条件、フォーカル・ポイント、よみがえる商人道、信念の魔術、達人のサイエンス
・知識に経験が加わって、初めて物事は「できる」ようになる。それまでは単に知っているに過ぎない。できると、知っているの間には深くて大きな溝がある。
・成果を挙げるのはひとつの習慣である。習慣になるまで、条件反射として身に付くまで、いやになるほど反復しなくてはいけない。
・読書後のフォローは絶対必要。線を引いたところを抜粋したレバレッジメモを作る。
・メモは常に持ち歩き、空き時間に何度も読む。メモはパソコンでべた打ち→プリント。
・一度読んだ本は捨てる。残すのは5-10%のみ。メモの内容を条件反射的に行動できるレベルまで実践で活用する。何度も何度も反復する。

パートナーシップ・マネジメント

我々に必要な新たな働き方「パートナーシップ」。この、組織としてのパフォーマンスのみならず、人間の「幸福感」にも密接に関わる働き方で成功する術を、著者が自らの体験を交え説く。板倉雄一郎との特別対談も収録。

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか

現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするために――。オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。『ウェブ進化論』完結篇。

示唆にとんだ本。これからの半生を考えさせられる20歳以上年上の方が書いた本
・無限の情報と有限の個をつなぐ世界の結び目を自動生成するグーグルのような会社がインターネットの中心に位置して大きな価値を生み出すようになった。
・オプティミズムの姿勢で物事に退治しなければ創造は生まれない
・表現の機会すら持たなかった無数の人々の知が集積されの相対が専門家の知を凌駕する。「群集の叡智」(wisdom of crowds)
・研究者や大学教授は、blogを書き、自分の論文や著作の背景にある発想や思考過程をネット上で公開し、リアルな授業を録画・録音して不特定多数に向けて発信しない
・未来は能動的に変えることができるものだが、そのエネルギーはオプティミズムが支える。それは群集の叡智についてビジョンを示しつつ実名で部ログを書きFBを受ける
・専門性や実務能力(人生をsurviveする)を身に着けていく学習プロセスとその意味をめぐって大きな変化がおきている=高速道路理論
・誰でも「その道のプロ」一歩手前までは信じられないスピードでなれる、問題はその先が大渋滞になっていること。
・混沌として面白い時代を生きていく上でのチャンスは、1大変化を恐れるのではなく楽しむ2ネットを「個」の可能性を押し広げ「個」を開放する環境として捕らえる3個としての精神的自立が大事4未来派創造するもの。ネットとリアルの境界領域には新しい職業が生まれる可能性に満ちている。
・パブリックでオープンでフリーなインターネットの発展は、非営利な活動によって推し進められてきた面が大きい。
・検索エンジンがもうひとつの地球における世界の結び目の役割を果たす存在となったことが最も重要なポイント。だからこそ全世界で5億人以上の人々が利用する
・検索エンジンをはじめ各種サービスをオープンにフリーに提供さえすれば人数がいるだけに恐ろしく儲かるという仕組みを作り上げた。パブリックでオープンでフリーなインターネットの特質を維持しつつ富を生み出すエンジンを持った。
・ネットの本質は2つ、パブリックな場所とパスワードなどで守られたプライベートな場所、グーグルの主戦場は前者。後者をMyspaceなどが戦っている。
・こちら側とあちら側、コンピューターサイエンスを使い、あちら側にすべてのアプリケーション、生命維持ができる状況を作り出す。
・もうひとつの地球=広告収入×チープ革命×群集の叡智×組織の情報発信
・世界全体の広告市場規模約50兆円(日本は6兆円)加えて検索連動広告など単価の安いものが需要を掘り起こしている。世界全体の潜在市場規模はざっと60-80兆円2015年は世界のネット広告市場規模はざっと10兆円
・グーグルはコミュニティを主宰することを嫌う。パブリック全体に投網をかけるように情報収集し、その成果を検索エンジンの利便性という形で提供する。
・クレイグリスト:事業場の利益を追求しすぎると、コミュニティの信頼を失う
・経済活動の外側で活動する能力がパワーアップされる。能動的で創造的な行為における「好き」を貫く自由が広がる
・一人の人間が持つ多様な能力・関心・知識をいろいろな場面で開花させる可能性がネットによって開かれた。気持ちだけ参加もあり。
・ただの高速道路ができたのに、何でみんな歩いているんだよ!
・インターネットを通じて、働き方や生き方を変えることができるということを本当に信じている人が日本にはどれだけいるのか
・大組織で成功できる要素(p93)簡単に言うと、誰かから与えられた所与の条件が多い中で、楽しみ、がんばり、組織を優先できるか。我慢できるか。
・高く険しい道を行くには、病的な心配性、アントレプレナーシップ、バンテージポイントが必要
・病的な心配性:only the paranoid surviveそれくらいの緊張感でやったものだけが勝てる(元インテルCEOアンディグローブ)
・アントレプレナーシップ:自分の頭で考え続け、どんなことがあっても絶対にあきらめない。勝ったものは勝つまでやったもの
・ヴァンテージポイント:見晴らしのいいところ。最先端に身を置く
・けものみち、少なくとも生き抜いていくために:あらゆる場面で徹底的にネットを活用。自分の嗜好性や専門性や人間関係をよりどころに、価値を定義して常に発信していくこと。価値に対価を払ってくれる人がいる状態を維持し続けること。個を輝かせようとし、組織と適切な距離をとること
・高く険しい道は専門志向の自由な生き方、けものみちは総合思考の自由な生き方。まだけものみちの歩き方は日本では言語化されていない
・in the right place at the right place
・ロールモデル思考法:自分が好きなものを発見する形として、直感的に「好き」→何がすきなのか→なぜすきなのかを繰り返し、断片を集める。自分の波長の合う信号を高いで集められるかどうか、が重要。
・ロールモデルを選び続ける、全人格を受けるのではなく、ある人のある部分、時間の使い方、など人生のあらゆる局面に関するたくさんの情報から、ロールモデルを収集する
・ロールモデルの仕込みを丁寧にやり続け、天気になるとその引き出しを開けてロールモデル思考によって大きな判断をくだし、没頭し、また繰り返し
・今を生きるための水を飲むようにロールモデルを探す読書は、たくさんの本の中の膨大な情報をブラウジングして、その時点で自分が渇望している信号を探すために行う
・ジョン・ドーアが若き日にやっていたことは、スタンフォードの研究室に入り浸り、才能を持ったとがった連中と長い時間を過ごし、本人が気づかない可能性を引き出した。
・ロールモデル思考法:自分の志向性をより細かく定義していくプロセス。人の生き方や時間の流れ方に興味を持ち、それを自分の問題として捉える無限の情報の中から波長の合うものを高速でサーチし続け、自分という有限に落とす。さらにそこから出た架設に従い、時間の優先順位を変えて、没頭する。行動によってまた新たなステージに到達
・好きな対象さえはっきりすれば、ネットはそれを増幅する。ロールモデルは消費財
・一番重要な判断を、直感に基づくロールモデル思考法で行い、その後のサバイバルには緻密な戦略を立ててこつこつと執行する
・好きを見つけてそれを育てるための思考法は何かないのだろうか。突き詰めればそれは戦略性と勤勉ということに行き着く。
・好きを見つけるための努力をこつこつと続け、好きなことの組み合わせを見つけたら面倒なことでも永延と続ける勤勉さと持続力が鍵を握る
・信号をキャッチできたら、時間の使い方の優先順位を変えて、勝負する。
・やめることを先に決める。
・長期なりたい自分と短期、なれる自分を意識して現実的であること。好きを貫くことは長期戦。短期的になれる自分を積み重ねることが大事
・知的生産の成果に焦点を当て、表現をし、コミュニケートする。(P147が詳しい)
・けものみちはそれぞれの好き・強みを組み合わせて生きる領域「お前は何をやっているのか」と問われたときに相手に伝わらなくてはいけない。
・志向性の共同体を作るために、文型のためのツールがほしい。(p164)
・みながこの人から学びたい、と思う知人を一人選びその人がBlogを開設するというループがうまく回れば、それだけでも日本語のネット空間は成長する
・Blogでの意見表明が将来の飯の種になる時代が来た
・英語圏のネット空間の知は、次の10年で圧倒的に充実する。このまま10年が経過すると、英語圏の学習の高速道路が圧倒的に充実する。
・共有することが前提、やりたいと思う仕事に自発的に取り組み、オープンな環境で「思いっきり」力を発揮する。グーグルの競争優位の源泉。社員が仕事に没頭できる環境
・ある時点で、大組織内に生きると決めるのであれば覚悟が必要。大組織のプロとしてかつ、炭鉱のカナリアとなる指標は昔からの「ゆったり会社」(P190、195)
・日本社会も大きく変わった、と過半数の人が感じるのは、2015~2020の間。
・時代の変わり目を生きるために一番重要なのは、古い価値観に過剰適応しないこと。
・新しい世界は入ってくる人に優しい、そっちのほうが面白かったから、が重要。
・ウェブ・リテラシー:ネットの世界がどういう仕組みで動いているのかの原理は相当詳しく、徹底的に理解している。ウェブで何かを表現したいと思ったらすぐにそれができるまで才と構築能力を身に着けている。ウェブ上の分身に金を稼がせてみよう。見たいな話を聞けば、そこに自分なりの技術を入れてサイトを作って実験できる。
・ウェブ上にあふれる新しい技術についての解説を読んで独学できるレベルまで、ITやウェブに対するりかいとプログラミング能力を持つ。(P209)
・WEB2.0も志向性の共同体も、サービス提供者やリーダーの周囲に多くの参加者が集まって初めて成立するもの。中核には信頼がないと成り立たない。スケール、技術、利便性などにおいて圧倒的な物を提供できれば信頼を維持したまま巨大事業を目指せる?
・ベンチャー創業者はリスクマネーを調達する、それを得てビジネスをする以上、7年以内にEXITが前提になる。
・あなたの国の疲れたもの、貧しきものを私の元に遣すがいい
・もうひとつの地球は基礎的な力を吸い取り紙になって吸収した先に大きく広がる自由な世界である。その後は没頭する対象を自ら選択し、人々に平等に与えられる唯一の資源たる時間の一瞬一瞬を自分の席に出そこにつぎ込んでいく。それがもうひとつの地球と積極的に付き合う新しい生き方だ。

ミッション―いま、企業を救うカギはこれだ



約30年前に英オックスフォード大学教官として渡欧、現在は欧州系コンサルティング会社に勤める著者による企業再生論。挑戦すべき目標を確立することが企業の経営には最も大切と説く。 (聞き手は富岡 修)
挑戦すべき夢を見失うな(富岡修)

・ミッションとは「所得倍増計画」や「人類を月に送る」のように具体的、かつオリジナルティがあり、大勢の人々が胸をワクワクさせるような挑戦目標になっている。万人が共有できる目標足りえる。
・ミッションは民主的に決めてはいけない。独自コンセプトが必須
・ミッションには二つの成分がある、一つは時代を超えるミッション、もう一つは5-10年の時代とともに変わるミッション、だ。
・ミッションとは非常にクリアで、かつ具体的なゆえに、達成するための行動指針が次々に導き出されてくるようなものでなければならない
・ビジョンは能力の許す範囲でやりうること、目標でありマイルストーン。
・微分的発想(成長率)は本質がでたとこ勝負。一寸先を予想できない
・積分敵発想、微分値、例えば内部留保や累積投資額などを勘案しながら、何のために積分をし、どこに向かっているか、を明確にする。
・ミッションはあたかも山の頂上、山を登るためのロードマップとしてビジョンを設定し、そして具体的な経営戦略に入る。順番は整合しなくとも、ミッション・ビジョンによって、進む方向を調整しながら進んでいけばよい
・ビジネスを成功させるには、ぼんやりとした常識にとらわれず、自分の哲学と信念をもって主観的判断を下し、本気で事に当たる強さが必須条件である
・一旦決断し実行した後は2度ともとの状態に戻れないことを覚悟の上で、本気で決断する勇気が経営トップにあるのか。
・ステークスホルダー・マッピングを行い、それぞれの期待値を分析し、ステークスホルダー間の軋轢を最小限に、要望を最大限にする方法を探査し、そこへ時間軸を組み込んで自社が目指すべき方向についてシナリオを書く
・IRも、経営サイドから今後の株主構成をどう作り直せばいいのか、という視野にたって株主を選ぶつもりでメッセージを発信する必要がある。
・相手の会社のBSの視点に立って考えるというように、考え方の立場を変えて検討することが、お互いの関係を見直し見据えることなのである。
・ビジネス関係論からビジネス・チャンスを創造するためには相手との関係を踏まえて、相手の立場から物を見る。という視点が重要である。
・いつも同じ方向に向かってただまっすく歩き、はじめは偶然その方角を選んだとしても、容易に変えないこと、とにかく最後にはどこかに行きつく。(デカルト 方法序説)
・会議は事前に資料を読み込み、質問からはじめる(IBMガースナー元CEO)
・セッションC:幹部層に経営に対して提言をさせる研修、ワークアウト:利害関係のないファシリテーターの元、メンバーがマネジャーに提案をする。(ジャックウェルチ)
・ヨーロッパ人のしたたかさ:あくまでも知的好奇心の一つとして、尊敬できる人物であればどんな分野の人間でも巻き込み、ネットワーキングする。
・ライフワークとなるテーマをアンテナとして立てていると、いろんなタイミングで情報は予期せぬところから飛び込んでくる。少なくとも大事な情報のありかは見えてくる。
・こころよく生きる、とは思慮深く正しく、美しく生きることである。