新規事業がうまく行くたった二つの不文律

ショートノーティスに近いですが、最近新規事業をいくつかまわしていて思った事。
 
新規事業を創る時、何よりも「現実感」×「現場感」が大事なんだと思う。
 
・”今”の現実感として、どれだけクライアントの声を聞けているか。過去の経験から、では無く”今”の声が聞けているか。
・その中で現実感を持って腹の底から「やりたい」と思っている・実行できる人員が居るか。
・社として最後はその人物を信じられるか。
・信じて全権をゆだねる事が出来るか。出来ない場合は全権を持つ人間が現場に入って行けるか
 
これが大きな「骨」のイメージが強い。
 
 
逆にここが大きな会社の新規事業が育たない理由の一つなのだろう。
「決済者」という言葉の時点で既に現場の責任者ではない場合が多い。
いくつかのプロジェクトを見ている人が決済をする場合、現場感はどうしてもまた聞きになる。
そしてその感覚は現場の人の100倍、優れている訳ではないだろうが、1/100の薄さになってしまう。
 
 
冷静に見てみると、シンプルなロジックだな。
決済者と現場感を持っている人間が乖離している場合、成功度が極端に落ちる。
 
・・・そりゃそうだ、又聞きでうまく行くなら苦労はしない。
それをやるなら、株式投資をやった方がよっぽどいい。(ちゃんと情報がある一定の基準に従ってオープンになってるしね)
 
現場感と現実感、とても大事ですね。

 
肝に命じよう。