魚をあげるか、釣り竿をあげるか。

おなかをすかせた子供が「たべるものを下さい」とお願いをしてきた際、
あなたは手に持っている魚と釣り竿、どちらをあげますか?

魚は一度食べたらまたおなかがすく、の繰り返し。
釣り竿は自分でおなかがすかない為の手段を手に入れる事を教える事と同義。
こういう例えで言われるとわかりやすいのは「消費できるスキル」ではなく、
「そのスキルを得るに至った考え方」を学ぶ事が如何に大事か、という事。

「やりかた、教えてよ?」は使いすぎると「さかな、ちょうだい」と全く同じ
ことになってしまう。今、魚をもらいつつ、魚を彼・彼女が持っているか、取れたのか、
に想いを馳せてみる。

そんな事を最近会社でよく言っています。

長期にわたって使える生きるすべをチームとして一つでも多く手に入れる
後2ヶ月で今年も終わり、この2ヶ月をそんな月日にしたい物です。

みなさま、よい週末を。