言葉に感情を込めるな!

もう3年ほど前に書いたこのメモ、久々に目からうろこの言葉が追加されたのでご紹介。(ちょくちょく追加はしているのですが、今回のは大きな衝撃でした。)

表現の世界にいる人達が大好きです。自分がその世界に居れなかったので心から尊敬します。その人達が「感動は感情を入れたら届かない。」ということを鉄則として守っていると言うのは”はっと”させられました。曰く

言葉に感情を込めることは、感動を創造する上で必要ないのです。
むしろ大切なことは、感情ではなく、”言葉の奥にある実感値”なのです

例えば、スピーチする際に感情を込めて話すことに気がいってしまうと、そこには”しっかりと伝えた”という誤った自己認識が生まれ自己満足となり、結果として肝心の聞き手の人々が感動を得る可能性は低くなってしまうのです。プロの世界ではそれを、”色付け”と言います。
残念ながら、「言葉に感情を込める」というアプローチは、プロの視点に立つと「色付け」にすぎません。
出典:佐藤政樹氏HP

 

感情でなく実感値、実体験、物事を実体験を持って理解して、届ける。そこに色はいらない。プロならどこまで色を落とせるか。ちゃんと理解して、体現をしていきたいなと思いました。詳しくは「なぜ素人の歌がプロの歌手より感動させることができたのか?」を見てみて下さい。

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