最近、脳科学や経済学は一個の人間のモデルになる。という事を考える事が或る。
そう考えるとOSの考え方と人間の考え方は近い(はず)そのVer.UPをする本。
すごい考え方 (2005/12/01) ハワード・ゴールドマン |
ベストセラー『すごい会議』(大橋禅太郎・著)で紹介された手法を開発した、ユダヤ人ハワード・ゴールドマンの代表作です。
本書では、私たちが日々、何気なく使っている言葉に意識を向けるように促しています。たとえば、「私たちにはお金がない」と口癖のように言ってないでしょうか。それを「私たちは~するためには3000万円必要だ」「私たちはいま800万円持っている」と言ってみる。必要なものと持っているものを2つの異なった事実として表現してみる。そうすると、自分自身のあいまいな思い込みや解釈から解き放たれ、現実の正確な姿が見えてくるとともに、可能性のフィールドが浮かび上がってきます。ここでようやくゴールに向かうための「提案」が生まれ、仕事や人生がうまくいくための歯車がまわり始める……。
・言葉が世界を作っている。だから言葉をかえる事によって世界が変わってい
く。(ハワード氏)
・対話と言う物はとても創造的な行為、言葉・対話が固定概念によっていると、
生き方が狭まる。
・人間のパフォーマンスは、行動、感情、思考の3つで決められている。パソコ
ンのOSの用に。脳から与えられた指示を、言葉を通して理解をし、解釈し、実行
している。つまり言葉が非常に重要なファクターになる
・自分の価値観が反映された、実現するとハッピーになる未来語を使って話す。
可能性にフォーカスした話し方を常に心がける。
・未来語とは、「成果」にフォーカスをあてる話し方。個人にとっての進展、価
値や過去の出来事だが未来に影響を与える事、新しい見方、可能性にフォーカス
をあてる。
・雰囲気が将来を作る。意識的な行動によって雰囲気は変わる。相手の立場を十
分に考えた話・聞き方はポジティブな雰囲気を場に与える。
・言葉と雰囲気の方程式:「言葉(何を話したか、what)」+「雰囲気(どのよ
うに話したか、How)」=
「創り出されるもの」
・意識しなくては行けない事は、自分は日々、言いたい事をどのように表現して
いるか。相手はどのような言葉を望んでいるか。
・相手は何に興味を持っているか、相手は何をされると嬉しい・嫌か、こちらの
意図を十分に理解してくれたか、そしてそれはなぜ分かるか、自分は何をしよう
としているか、本当に言いたい事を話しているか、本当の事を話していて、なぜ
それが本当だと分かるか、対話によって進展した事、深まった事は何か。
・良い雰囲気を創り出す言葉。~と考えてみてください。~と提案したいのです
が。~してくれないだろうか。あなたは~というやり方をしましたね。今の段階
では、私には出来ない。~しないようにお願いしたい。
・創造的に考える:条件反射ではなく、主体的、意図的に深く考える事をさす。
内面で何がおこっているか。相手はどうか、新しい価値観はないか。思考対象を
選択し、過去の思考パターンなどからではなく、新しい物を作る。
・期待を相手に示し、それを端的に伝える:君がすばらしい仕事をしてくれるの
を確信しているよ。
・すごいOS:何をするか Whatに焦点が置かれている。
・自分への問いかけを「次に何をすればいいか」を常に行う。
・優れたパフォーマンスをあげる投資家は経営者の質を見る:経験以外の独創的
な発想力や困難にも勇敢に立ち向かっていくか、など。
・効果的になる(前に進む、コミットメント・フォーカスを達成できる)→何が
起きているのか。→何が可能か→どんな行動をとるべきか。ひどい事実を机に出
し、認識をし、前に進む事を決める。これが大事。
・既に100名の社員がいて、30億の資金があったら何をするか。ベースで考
える。
・すごいOSの責任の意味は、周囲の人と共同でより良い物を出す、という前提の
もとコミットする事。自分の出来るリソースの中でコミットする事。
・どのような判断をして、今の自分の世界を創り出したか。違う世界をもたらす
ために出来る事は?何を守ろうとして、何をさけようとしているか。今の世界に
満足しているか。そうでなければ何をかえられるのか
・なぜ私はこれをしているか。この行動は必要か。いましている事は目標達成に
どれだけ貢献するか。同じ結果を出すために、違う方法はないか。大事な事は大
きな視点を忘れない事。
・成功のための約束書:何を、いつまでに、誰がおこない、どんな品質で、どの
ように評価をし、どのように報告し、どのように進捗管理をし、どのようにサ
ポートされ、どうやったら終了するか。を明確にする。
・問題にぶちあたった時、戦略ボードの心配事を問いに変換したものの中で最も
重要な2-3を選び、現状を把握し、打開策を見つけ、行動に移す。この繰り返
し。この時、現状の認識をきっちりやりきる。データ、事実、証拠、誰が何を
言ったか、など。解釈と事実を区別しなくては行けない。言われた事⇔聞いた
事、意見⇔データ、一般論⇔具体例
・Are you on track? 事実に基づいてこの問いに答えられるか?
・プロジェクトを進めるためのミーティング。7つのポイント:司会の選出、ア
ジェンダに同意、何がうまくいっているか共有、何がうまくいっていないか共
有、何が可能か議論、コミットメント記録、チームメンバーに感謝
・コーチング:クライアントのパフォーマンスをどう高めるか、を常に考えた関
係性が築かれる。相手が望んでいるパフォーマンスを実現するためのコーチ。
けっして最高のアドバイスをするためではない。
・何でも可能だとすると、何を求める?どのような結果を求める?実際何がお
こった?現状を客観的に教えてください。それはあなたにどのような影響を与え
た?うまくいったのはどうして?どこに問題がある?どんな方法だとうまくいっ
たと思う?何が足りない?どのようなオプションがある?誰が手助けをしてくれ
る?本気でやる気がある?