バランスを取ると言うこと。

土日をかけて農業体験に連れて行って貰った。
 
 
農家の方の暖かいもてなしと、笑顔の素敵な同世代の仲間達。
手作りで作った縁日や、(参加は遠慮したが)どろんこビーチバレーなど、
童心に帰れた一日だった。
 
 
水田に足を入れたときの感覚、いやー気持ちよかった。
 
 
 
飯も、めっちゃうまかった。
 
 
 
何より、そこで働いている人たちの笑顔が、人生を謳歌している事が伝わって、
「こういう生き方が自然だな」と腹に落ちるに十分だった。
 
 
 
ただ、同時に問題も見えた。
 
 
 
農業、おいしいモノを作る、それを消費者に届ける。
これ、めちゃくちゃ価値がある。人間の本質的な活動を支えるモノだから。
でも、その価値を作っている人たちが、より大きなインパクトを、より大きな経済的自由を、
と求め始めたら・・・。
 
 
 
価値のわからない人達が農村から出て行ってしまったら・・・
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十分にあり得るストーリー。
 
 
 
本来的にいいことと、価値のあること、それを換金化すること・ブランディングすること、
そのときに”魂”を売らないこと、微妙なバランスをどう取っていくか、これが非常に大事だと感じた2日間でした。
 
 
 
学校教育、学校経営も一緒。
 
 
 
本当の価値をどこに置き、「譲るモノ」「譲らないモノ」を決め、
譲れるモノの中で最大限こちらに「利」を取る。
 
 
 
そんな当たり前の経済活動を通して、社会にインパクトを与えていきたい。