地元残留率は、東京、大阪、愛知の大都市圏では平均7割以上と高いが、それ以外の地方圏では、概して低くなっている。地元高校出身率と地元残留率の相関図(下図)を描くと、両者には正の相関があることが分かる。
ftom:社会実情データ図録
という事らしく、地方は今後どんどん医師が足りなくなる可能性が高くなりそう。
都心と違って交通インフラもないだろうから、一人当たりがカバーできる広さにも限界が出てくるだろうし、
どこかのタイミングで深刻な問題になる。
翻ってアジア新興国では「日本の医療」といえばすごくレベルが高い事が認識されていて、
「日本で学びたい」という学生は多い。だとすると、新興国の若い優秀層を奨学金付きでつれてきて、
地方大学に入ってもらい、卒業後一定期間、奨学金の見返りに地元で働いてもらうという形の国際交流を行ってはどうか?
日本の医療を学んで、地方の困っている人たちにも有効(どちらにしてもここにはコストをかけなくてはいけない。)
さらに、それが国際交流になり、いつか「日本で学んだ医療で祖国の◯◯市の医療レベルが上がった」と言われるような
国になる。国際的な尊敬も勝ち取れる良い案だと思うんだけどなぁ。