リィウハン

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メイン事業の学校設立事業、来年の設立に向けて、先月末から久々このため「だけ」に出張。現地に実際にでていって、校長先生や国際交流関係責任者、地域の業界・協会の方々と会う事で得られる事の大きさに改めて「現場は宝だ」と思ったりします。
(連絡とりづらくご不便かけている皆様方、申し訳有りません。)

「上海ってこんなに大きかったんだ(途方も無い移動時間だったり)」
「復旦大学の語源ってここか!!(某大学を復興する、という意味が込められている)」
「最近の高校や中学の学生はこういう事を考えているんだ」
「え?幼稚園とか小学校の塾の学費って・・・」

など、沢山の発見が有りました。(写真は広州の某職業高校。コートはバスケットコートが4面+トラック。ここの学生は就職開始わずか3時間で就職先が決まるようです。なんと脅威の97%)

交渉も優秀なスタッフのおかげで僕はほとんど「いるだけ」状態。
用意の手順と考えかたの道筋を鍛えれば、あと数回で独り立ちできそうです。
入社してすぐですが、成長とポテンシャル、本当に高い。これからが楽しみです。

やっと出張も折り返し、あとはこの週末に今迄の事を一回まとめようと思っているのですが、”やりたい!”とおっしゃって頂いている事や、相手方のメリットがわかりやすく出る所、政府系のお金が流れている所等、攻めどころをどこに絞るか、といううれしいToDoが増えそうです。

題名は実はこの旅で一番びっくり+危機感を覚えた言葉。
「日韓」でリィウハン(LiuHan)です。

何かというと、中国の方々は日本と韓国を一緒に見ている。っていう事です。
まあ、ほとんど同じようなレベルだよね。と。
というのも、例えば僕たちがいる教育×アジア×日本発、という分野、実はいくつか日本が強い分野で、韓国勢が非常に大きな力を持っています。それも「日本から持ってました」などのふれこみで。

コンテンツ:日本製+マーケティング(特にドラマを中心とした):韓国製
→収益は韓国企業

という図式を結構見る事ができます。日本産だけど韓国発。
商慣行の違い等色々あるのですが、一様に言われるのは、

「日本と交渉してもらちがあかない。」
「韓国企業は早くて中国でちゃんとビジネスをする」

という事で、日本の物を韓国企業が「売っている」状態=リィウハン
という現状です。教育業界の皆様、コンテンツ業界の皆様、あまり国内ばかり見ていると、あっという間にJapan Passing されますよ。自社への自戒も混めて、危機感共有。

さて、徐々に戦う土俵と相手が見えてきた。楽しみだ。