ジャグリング

このブログにもよく登場する、師匠のような、兄貴のような方がいるのですが、その人と仕事をしていて常に思うのは物事を判断して、実行するスピードが段違いに早い!どうしたらあんな風になるのかな??と本人にも聞いてみたんですが、大体の答えは「生まれつき、その能力がたまたま仕事に向いていた」と言う類。それでは「生まれつき」になってしまうのでいろいろ試行錯誤中、少しだけ取っ掛かりが見えた気がするのでメモ。

見えたと言っても、メタファーが思い浮かんだだけですが、それがタイトルのジャグリング。はじめは2つが精一杯のお手玉でも、うまい人は幾つものボールやポールを回している。当然一番初めは1つ、2つから始めているはずだけれど、どこからかうまくなってそれが息をするかのようになって初めて、玉の数が増えたり、いろんな技ができるようになる余裕が生まれる。要はその「息をするように」までいかに沢山、早くなれるか。なんだな、と認識。

多分どれだけたくさんの意思決定を「意識できるか」そして「コントロールするか」にかかっているんだろうな、と理解をしました。普段何気なくやっている事の意識。

井上尚弥せ選手の運動の処理のスピードの早さが桁違い。一秒間に何個の運動をしようか、縦割りの小回りがぜんぜん違う。(By 武井壮氏)

と似ているんだろうな、と思いながら、僕らは1秒間の争いはしていないけれど、判断のスピード、意識できる量をとにかく鍛えなければな、、、と思った午後の昼下がりでした。

ジャグリングのように、徐々に徐々に、コントロールできる量を増やします。