数字に命を吹き込む(のは大変)

事業計画づくりがほぼ終わり、少し足が出てしまいましたが、今期の戦い方が決まって来たので事業計画の作り方で苦労したポイントをメモ。

事業計画も、KPIもお題目も、トレーニングも、会社も「ごっこ」レベルは簡単です。エクセルを叩けば、数字は作ってくれますし、モデルの組み方はamazonにいくらでも本が並んでいます。ただ、そこに命を吹き込んで、手触り感の有る計画にしていく事、決めたことを「やる、達成する」為に毎日頭をつかうこと、そしてやるべきことやり続け、達成し続ける、というのはかなりの難易度だと思います。こういう名著が有るくらい。

実際の利益や達成というのは手触り感、実行という「命を吹き込む作業」が99%。そこがしっかりしていないとどんな計画も絵に描いた餅。言われればその通りの事がどれだけ難しいのか、毎年毎年そんなことをつきつけられている気がします。「目標なんて達成しないというのは論外(立て方含め)で、その先に何をするかが大事」というのが経営の基本スタンスとして持ちたいのですが、なかなかうまく行きません。

GSもリクルートも、目標に「命を吹き込む事を仕事とする」という意味で意識、取り組みのレベルは非常に高かったように思います。だからこそ、あれだけの業績を残せているんだな、とも思います。こだわるべき大事な所、今年は「目標達成の先にこれだけのことができた。」と言える一年にしたいものです。