天皇の料理番やっと録画しておいたものの最終回が見れました。泣けるドラマはいいですね。感動ついでに、ひとつ学んだことをメモ。
ドラマの中、大事な所で何度も手紙が出てきます。時代背景的に当然ですが、その一つ一つが泣かせます。サブタイトルの「どうしてこんなにも愛があふれているんだろう」という言葉そのままの手紙が本当にたくさん。
今はもちろん、メールがあったり、チャットが有ったりするのですが、ふと不思議に思いました。あの手紙がもし、メールやチャットだったら、こんなに感動するのかな?と。多分正解は「そこまでの感動はない」だと思います。時代背景、届けるのがどれだけ大変か、その手紙のタイムラグや手書きというアナログ感、全部が一緒になってあの暖かさが出る。それは理解ができます。それでも、もし同じ内容をメールでもらっていたら、号泣はしない間でも画面を見て泣くこと、有ると思うのです。
手紙を書くほどの、泣かせるほどのコミュニケーションは毎回は取れないまでも、メールでも、チャットでも、相手を慮った、丁寧なコミュニケーションをする。多分どんな時も忘れてはいけない事だな、と思いました。以前アジアのビジネスを始める際に有る方に教えられた「主義主張はいくら違ってもディスカッションすれば良い、でも、モラルやマナー、気遣いは上に合わせるべき。それを胸に頑張れ」と言われたことを思い出しました。丁寧なコミュニケーションと気持ちを、持ち続けたいと思います。