はじめの一歩に憧れて、ボクシングジムに通っていました(2年弱)。基本プロのジム(ボクシングジムはプロメインのジムとアマチュア練習生メインのジムにわかれるようです)に行っていましたが、週1-2回だったので、全く真面目なジム生ではなかったのです。ただ、非常に良い人達に囲まれてとても楽しかったです。どうしても最近はジムに行く時間が取れず、先月で退会をしてしまったのですが、また機会があればゲスト会員としていきたいな、そんなことを思わせてくれるジムでした。
実は、一番初めに見学に行った際に、強面の(このジム、すごく良い人達が多いのですが、正直選手、トレーナーがいかついのです。黒人だったり、フィリピン人だったり、国内チャンピオン、元1R KOの記録保持者だったり。)トレーナーさんがいるな、、、と思いその人が僕を見てくれることに、、、おっかなびっくり、色々習って、最後にミット打ちになり、本当に細かく指導をしてもらいました。その日は時間的に僕が最後で、シャワーを浴びていると後片付けが終わってロッカーに其の方も入ってきて、何気なく「普段は何をしているんですか?」と聞くと、現役のボクサー、僕より年は1個上、そして環太平洋マッチをちょっと前にやった方、、、とものすごい方に教えてもらってたんだな、、、とびっくりしたのを覚えています。
その教え方と人当たりが気持よく、その日のうちに入会、以後2年間弱通っているのですが、其の方の姿勢にいつも感心させられてきました。疲れていようが、不遇だろうが、常に面白く、丁寧に接してくれ、試合になれば他のジム生の先頭に立って背中を見せてくれる。決して無敵のチャンピオン、と言うタイプでは(戦績的に)無いのですが、応援したくなる。そんなタイプのボクサーです。まじめに、誰かのために日々時間を使いながら、自分の勝負も勝ち続ける、その為の準備をする。そんな応援したくなる人、企業も同じだと思うので、誰かのために時間を使い、自分の勝負に勝てるように準備を怠らない、そんなチームにしていきたいと思います。