託す。託される。

幾つか、「こういう大人になりたい」という像があります。死んでからもう干支がひと回った父親、というのが一番上に来るのが個人的には残念ですが(本当はもっと色々感じることが有り、その背中が届くようになって居たかった、、、という意味で)

父親は大昔は「人生冗談」と死ぬ直前は「人生後片付け」と言い続けていました。ある人からは「自分のケツは自分で拭け」と言われました。その後ある本で同じ人が「自分にだけは嘘をつけない」とも。ある人からは「人生の価値は何回仲人に呼ばれるかによって決まる」と言われました。

大体においてビジネスと直結する話ではないですが、そういう先輩方の金言の中で最近(直接同じ言葉ではないのですが)増えたのが「託す。託される。」言葉では伝えていないけれど、何かあれば託す、託される。そんな関係が築ける人をどれだけ持てるか。そんな時間を共有できるか、どんな成功よりも大きな成功になるよな、と思った次第。少なくとも、この数年、もしかするとそれ以上背骨にしっかりと刻んで、生きていきたいと思います。