リスクをどちらが取るか。

久々にnike.comでお買い物。「サイズ的に結構厳しいな、、、。」と思いつつ、クリアランスセールに負けました。

負けた理由の最大のポイントがこの返品ポリシー。30日以内なら「状態問わず(=履いた後でも)」返品可能だったので、最悪合わなかったら返品だな、デザインは好きだし、安くなってるし。と思って注文。

届いてみたものを履いてもしっくりきません。走ってみると、ダメージが結構強め。という事で残念ながらこの靴無駄になったか、と思い結果としては返品をしなくては、、、となりました。ただ、どうにも違和感があったので(履いた靴を返品できるなんて。。。)と思って調べてみるとこの通り。3,000万件弱の検索結果が出てきます。一様に「太っ腹」「返品後の靴の行方が知りたい」という所でかなり好印象。購入した者目線で言うと、リスクがない(サイズ違いの)ので、気楽に買える、というのは事実だと思います。

nikeとしてはリアル店舗からオンラインにどうしても寄せていきたい(リアル店舗の出店、人件費、そのたオペレーションコストを考えれば、それでも安い、ということか)という気合を感じるとともに、今まで「当然のように」通販であればサイズリスクは顧客が取っていたものの、リスクをメーカー側が取る、と言う事の変革。色んな所で起こっている気がします。それがザッポスからnikeまでなのか、他の産業にも広がっていくものなのか、注目してみていきたいです。