局地戦。

久々のランニング系記事。今回は靴についてです。

どマニアの人たちの中で、ギアにうるさい方々がいます。ランナー的にはなにはともあれ速い人が「かっこいい」となるのですが、形から入る。と言うはじめ方も有りだと思うので(そして自分もまだ初心者領域をウロウロしているので)ギアへの関心、常に高いです。(言い訳)

不思議だな、と思うのはメジャーどころ(Asics/Adidas/Nike/Mizuno)のそれぞれの戦略が、だいぶ違うなぁ、と思う部分。各ブランドの思惑が見えて面白いポイントです。アシックスの決算資料を見ると、ランニングシューズ市場は本当に大きいんだな、と思いつつ色々見えるものが有って面白いです。

イメージですが、

  • Asics/Adidas:短距離から長距離まで、王道シューズのラインナップがしっかり各カテゴリ数種類ある。Asicsの方がモデルの息が長く、Adidasの方が新しい技術導入と変化(とともにシューズの名前も)が大きい。
  • Nike:とにかくメインで推している靴の種類が多い。ストアの方も聞く人によってすすめるものが違う。ちゃんと走れる早い人(マラソンで言えば3時間未満) or 楽しくおしゃれに走るそうにラインナップ偏っている。
  • Mizuno/Puma/NB/UA:あまり情報なし。。。買える所少ない気がするのは僕だけでしょうか。。。ちゃんとラインナップがある所は路面店のみなのかなぁ。。。

一番大きなアメリカ市場ではどうもNikeが圧倒的。ただ、ランニングシューズ市場≠シリアスランナー(競技場で競技をするorマラソンを走るようなランナー以上、と言う意味で勝手に解釈)ではないので、もっと裾野の広いファンランナー向けラインナップが充実しているのでしょう。AsicsやAdidasはちゃんと調べると買うべき靴がラインナップで1直線にほぼあるので、わかりやすい。後はデザインの趣味か。Nikeのミドル層狙いの靴、もう少し選択肢があると良いんだけどなぁ。。。

という事で、何が言いたかったかというと、メガブランドで、戦っている所が一緒でも、それぞれの戦略が有り、基本的には局地戦(Asics=シリアスランナー、Nike=ファッショナブルランナーなど)で戦わないと勝てない。ということなんだな、という学び。モノポリー・ドミナントをどこで行うか。考えるべきお題ですね。

という事で、、、この靴がほしいなぁという記事でした。どなたか買ってくれないかしら、爆。皆様、良い週末をお過ごしください。

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