二人以上で働く事と生産性の関係。

TOCが好きなので、そこによりすぎているのかもしれませんが、二人以上で働くときに重要なのは常に「ボトルネック」と言う言葉だと思わないとだめだな。と言う気付き。

プロジェクトで人をまたぐタスクが有ると、確実に「ボトルネック側」にスピードが制限されます。さらに悪いことに、そのボトルネックの次の工程は「ボトルネックに合わせて」は仕事をしてくれません(製造業ではないので)そうすると、実際には「最初のボトルネック以下」の生産性しか確保できないことになります。

それなら一人でやったほうが・・・。というのもある意味正解ですし、ボトルネックに全てを従属させる。と言う意思決定も重要な気がしています。ポイントは「そういうものだ」と言う前提でどうするかを決めること。ボトルネックを従属させるか、ボトルネック以外の人たちがフォローに回るか。何にせよスループット最大を目指しての全体最適、と言う事を常に話しないとずれますね。やりがちなのはマネージャーが「とにかく頑張れ」だったり、苦手なことをただただ投げてしまうやつ。

それだと結果、コストは増える(投げ先分)けれどスループットが増えない、と言う感じでしょうか。感覚的に正しいことと違う事が正解、と言うこともかなりの割合ありそうですし。(THE GOALには枚挙に暇がない)正常な改善がかかり続けるなら常に生き物のように移動しますしね、ボトルネック。と言う意味でマネージメントは面白い、と思った次第です。だからこそ、会社というのが有り、かつチームと負けるチームがあるんですね(イマサラ)

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