友人のお父さんが自分の孫の話をしてくれる場面で「なるほどな」と思うことに出会ったのでメモ。
曰く「孫を見ていて思うのは、あんなに小さな子達でも自分は出来るんだ!という事を日々沢山思っている。」とのこと。友人は本当に人格者で、何よりもやんちゃ。ああいう男になりたいなぁ、と思わせる男で、その子を育てたお父さんの「一番の楽しみを久々にやっている」という言葉が印象的でした。孫の「僕・私、今できた!」というタイミングを見計らってしっかり褒める。そうすると本人は自身を持ち、まるで自分はなんでも出来るんだ!という気分になっていろんなことを挑戦するようになる。友人を見ているとそういうことを積み重ねて愛情たっぷりに育ったからこう育つんだろうなぁ、と思う部分が多々あり、なんだかすごく納得してしまいました。
と同時に企業経営も同じだよな、と勉強になった部分でもありました。誰か、何かが「上手く行った」というタイミングをしっかり感じて、捉えて「うまく行っている!」という事をどんどん認める、褒める。何より「気づく」ことで自分たちが「出来るんだ」と思い始める。それが顧客にも伝わり、顧客からも褒められる。そんな事の積み重ねで自信がもて、更に何らかいい案を思いついたり言葉にしたりして、それがさらなる企業の活力になる。全能感を作り出す初めの「気づき」この小さな変化や「出来た!」というポイントを見続けられるかだな。と思った次第。