交渉の際に、自分の手札は基本的に見せない。そんな事を叩き込まれていた気がします。一方「先に手を見せる」事で友好関係が強まるんだな、という例を見たのでメモ。
個人の関係で言えば「秘密の共有」ほど強い絆の作り方はなかなかないわけで、言われてみれば「そりゃそうだ」なのですが、なかなか企業対企業で「秘密の共有」はやりづらいのが事実です。一方個人のような「秘密の共有」を先にしてしまうことでいろんな協業が早く進む。というのも事実です。そしてその秘密の共有はできれば相手が「びっくり」するようなところまでやらないと意味が無いんだな、と学ぶことしきり。
あくまでやりたい事は「お客さまに適切なコストで価値を提供すること」その実現方法を柔軟に考える。そんな原点を思い直した瞬間でした。その目的から考えれば自社の秘密「すら」一つの情報でしかない。と。