中国人向け個人観光ビザ発給ヘー添乗員なし、自由度向上で訪問者増加へ
[掲載日:2009/03/25]  中国人向けの個人観光ビザの発給が開始されることが決定した。3月24日に、自民党観光特別委員会で観光庁や外務省などが報告した。これまでは家族での観光に限定し、中国と日本双方の添乗員の同行を義務付けていたが、個人旅行への要望が強く利用者数が伸び悩んでいた。個人観光ビザは夏ごろの発給開始を予定しており、中国人富裕層の取り込みが期待される。まずは1年間の施行期間と位置づけ、北京、上海、広州の在外公館で取り扱う方針だ。  失踪者への対策では、審査・発給の厳格化のほか、日本国内の旅行会社へのペナルティ設定を検討。ペナルティは、現在の団体観光ビザのものに準じる制度を予定している。なお、中国人富裕層の定義は、年収25万元(約360万円)とした。