スタバで感じる就職観の違い。

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◯突然ですが、僕は外で仕事をするのが好きです。

例えばスタバ、例えばオフィスのあるビルの中に(なぜか)ある 自習室やラウンジ、
スタバが提唱するサードプレイス という考え方が非常に好きなのです。
オフィスにいると見えてこない四季(周りの景観+勝手に聞こえてくる話題や人々の表情、空気など)がすごくわかるし、そこからたくさんのヒントを貰えるので。
後、僕は集中が散漫になりがちなので、 ある程度の雑踏が有ると逆に集中できるのです。

  

◯スタバで感じる違和感。

この時期、4月1日が倫理憲章 賛同企業のオフィシャルな活動開始日、
と言う事は一般的には新4年生、マスター2年生に取ってはオフィシャルに内定が出だす日、です。
そしてまだ春休み期間でもあるので、絶好の「就職活動期間」なのですが、、、
ほとんどと言って良いほど留学生の姿を先ほどのサードプレイスでは見かけないのです。
  
スタバやタリーズ、マック、はたまたファミレスも、就職活動×留学生、という方々を見ないです。
これは僕が認識できないだけなのか、それとも僕がいっているような所には学生が来ないのか、
他にも理由があるのか、、、色々考えられるのですが、単純に年間3−4万人、出現率5%-10%の留学生の姿が見えない、というのはどうも違和感があります。

  

◯気づいた留学生にとってはチャンス?

前述僕の勝手な結論は、誤解を恐れずに言うと、単純に状況だけからであれば「あれ?留学生って就職したくないの?」って思ったりします。
  
「そんなことない!」って言われる事は100も承知で。ただ、 自分が直に接している学生にも、
多分一番言い続けているメッセージとして、
  
「この数ヶ月が人生を決めるから、思っている何倍も活動をしてください」
  
という事を言い過ぎて言い過ぎるイメージがないのです。
  
それ位(日本人、就職活動経験者から見ると)いろんな理由はあるのでしょうが留学生の就職活動は総じて活動ができていない人が多い気がします。たくさんの自己分析・模擬面接やES添削やその他諸々、そもそも「やっている」というレベルがここだけは日本人と圧倒的に(質量ともに)違うのではないか、と。

  

逆に思います。留学生=マイノリティ=それだけで目立つ。のです。そういう意味ではすごく有利。
言葉も有利、価値観も他の人と違う、それを最大限に生かすと、本当は日本人の学生にとってもすごく大事な刺激になる。と。
  
周りにいる日本人も、留学生ももっと積極的に教え合い、支え合うと、相乗効果がすごそう、そしてそれは将来の日本の姿を考えると、
  
近い未来に自分が一緒にビジネスをする(多国籍プロジェクトの)すごく良い練習になる。と。

  
「日本の就職、というのはこう」「さらには(社会から)今自分に求められている行動はこれ」という事を上手くブレークダウンして
行動に落とせる留学生(とそれに気づける日本人学生)にとっては、いまの「あまり開拓されていない就職スキルや戦い方マーケット」
はすごくチャンス。あとは気づいて、他の学生と違う行動を起こせるか、「3年生(4年生のはじめ)で就職活動なんて意味が分からない」「母国では一流大学を出ていれば就職に困らない」という偏見を捨てて、目の前に勝てるマーケットが有る所に資源を投下すればチャンスだ!!
  
・・・と昼下がりの某カフェで思う次第。

  

若いっていいですねぇ(この言葉を使う様になったら年取ったと言う事ですね。)