改善活動の前に安定が大事。

PDCAを回す。創業当時、沢山言っていた言葉です。今となっては、間違ってたな、と思います。そもそもの「定常状態」がしっかり出来る前の改善は、ただただ砂上の楼閣の崩しごっこだった。。。と反省。

気づけたのは最近。毎週の定点観測項目を増やしていくと、まあ、数字がバラバラ。そんなわけ無い、と思うような所が、そんなわけ有る数字になっている、、、という残酷な結果に。。。何よりもまず「安定させる」事をしないと「これがボトルネック」とか、「これが強み」とか、そういう話題が全部「だと思う」に帰着します。それでは議論の始点がずれてるわけで、視点が合うわけ無いですし、なかなかチームの力が集約していきません。

PDCA云々の前に「毎週(毎日)同じ様な水準のフローを創る」ということに焦点をおいて(そういう意味ではそこを)改善し、やっとスタートラインに立った気がします。逆にそこからは「始点と視点が揃った状態」なので「いま、何をやるべきか」が少しずつ揃いやすくなった気がしています。改善の前の定常状態の”キープ”大事だな、ということでメモ。こういう気付きがいいクリスマスプレゼントということで今日も仕事をしようと思っていましたが、まさかの体調不良に付き、休養中。

余談:こういう、実践的な話、経営書に出てなかったなぁ(←人のせい。いかんいかん。)でも、本気で後数年早く気付いておきたかった。