エクセルから感じる矛盾感。

社会人一年目はほぼエクセルとメールソフトしか触っていなかった有田です。今でも、エクセルに苦手意識はありません。

とは言え、実は社内ではほぼエクセルは触りません。Macになったこともありますし、カンタンな四則演算はむしろ共有がカンタンなGoogleDocsの方がいいと思っています。社内も多い処理以外はほとんどDocsのイメージです。とは言え、Docsの環境がない所・会社などではまだまだエクセルがたくさん使われているんだな、と思う今日このごろとともに、一つの矛盾を感じます。

それは、柔軟性と脆弱性。基幹系システムから吐き出された種種様々な情報を加工して、見やすくすることや、柔軟に文責をすることに関して、視認性も含めてエクセルは凄くいい選択肢だな、と思うとともに、その柔軟性から本来使いたいDB的な使い方をするのが難しい。と感じるのです。よっぽどリテラシーの高い組織以外は大概「あれ?このセル、配置が変わってる」「データが飛んだ」(色々ロックしていても)「ロックのパスワードなんでしたっけ?(と気軽に聞く・答える→データ壊れる)」のコンボが普通に有る気がします。(ない、と言う会社さんは結構大きいorリテラシーがちゃんとしている印象です)

意思決定側からすると、データの整合性、可逆性など考えるべきことが結構有り、柔軟なエクセル自体を疑わなくてはいけない、という余計な作業を抱えます。というわけで、全社のシステム・仕組みづくり、を考えるとなるべくDBっぽい物を使いたくなるなぁ。でもそうするとコストがなぁ、、、と言う所で矛盾を感じる次第です。(最近、それのある程度万能の解決策も幾つか持ち始めたので、少しずつ落ち着きましたが)という事を考えた静岡1滞在目でした。