何かを始めるコストVS何かを辞めるコスト

4月に向けて、事業の取捨選択や、少し長期の事を考える時期。「人間の癖」として、何かを始めるコスト以上に何かを辞めるコストを高く見積もってしまいがちだな、と思ったので自戒のためのポスト。

新しい事を始めるときは、希望いっぱい胸いっぱいでやるはずで(そうでなければ辞めるべきで)、どうしても将来予測に「希望」が入りがち。一方、何かを辞めるときはどうしてもサンクコストに目が行きがちでどこかで「辞めない理由」を探してしまいがちです。そういう癖を癖として認識して、双方の感覚を微調整する。その調整具合がアートだと思いつつ、癖は癖として認識することはできるよな。と改めて思った次第。

始めるコストを(リターンに対して)低く見積もりすぎず。辞めるコストを不当に高く見積もり過ぎない。アタリマエの事ですが難しい。出会いと別れの季節、しっかりと見極めていきたい物です。