見える化の威力。

選挙が近いのに、いまいち盛り上がっている感がない気がする今日このごろです。休日も、街頭でも、いまいち選挙感を感じません。むしろEUの方が話題に出ている気がします。

国でも企業でも、その話題が本当にどれくらいのインパクトなのか、と言う事を見える様にできたら、色々世の中変わるよな。と思うことが多いです。高齢者向け給付金(年金生活者等支援臨時福祉給付金)と児童手当はどっちが大きい額の予算なのか。(そしてそれがその後どれくらいの波及効果があるのか)。年金はリアルに「いくら貰えるのか」、消費税は「どこに消えるのか」などなど、議題は沢山ありますが、大きなものから順に見える化して、誰しも「A or Bどっち?」が解るようにするか、それが解る政治とお金の使い方の話について教育しつこいくらいにやる国にすると、将来強くなる気がする今日このごろです。

昔某教育系スタートアップで一番の強みは「データの見える化」という話をしている社長が居ましたが、データ・数値を正しく見えるようにしておけば少なくとも意思決定の助けにはなるはずですし、国の大事な数字が(携帯電話の契約のようにわかりにくい形ではなく、常に同じ指標、一番リアルな数字で)わかりやすく語られる、その威力たるやすごいと思うのです。