成功の確率論

100億程度で上場するなんて愚の骨頂。と会社を創業した日に某スパルタンな投資家の方に言われたのが昨日の事のようです。

(実際にこの意見には上場維持コストを考えると、今でも賛成ですが)今となっては。「大分ハードルたけーな」と残念ながら思ってしまいます。希望いっぱい胸いっぱいのあの頃は「おお、当然」と思ったものです。。。と昔話しはともかく、成功の確率(とりあえず経済的な部分のみ)をちょっと計算してみようと思い、法人のことは国税局・・・という事でこちらのページを参照。なお、分母となる法人数は2,616,485(260万法人)です。(下記数値は9/16時点)

  • そもそも黒字率:33.4%(876,402社)
  • 上場企業になる確率:0.13%(3,529社)
  • 時価総額100億以上:0.08%(2,210社)
  • 時価総額200億以上:0.06%(1,625社)

Public cs
出典:JPXのHP

この数字を見ると比べると、昨今たまに見る1-2億の売上、かなりのバリエーションで10億前後での評価への見方が変わります。(年齢的に10億円前後のExitをする方々がちらほら居たりします)そういう方がExit「したい」気持ちも確率論を見るとわかる気がします。文字通り、出口にすがりたい気持ちも。

しっかり「上場企業レベル」の収益力に育てる(そもそもそんなマーケットじゃないことも多い)のは、確率的には1/10,000の戦いか、、、と。ただ、個人的にはいつになってもファイティングポーズを取り続け、リングに上がり続けたいな、と思います。(これをExitした、もしくは出来る状態でしっかり言えるようにならないとな。)