駆け出しコピーライターの話。

300本のコピー。1本しか使われない。プレゼンを破られた。そんなの日常茶飯事、という話を10年ちょっと前に毎日聞いていた気がします。

最近その当時の師匠に10年ぶりぐらいに某観劇時にお会いすることがあり、とてもとても懐かしかったのですが、今思い返すとアートな分野でもあり、ウン億円が使われる広告業界では「当たり前」だったのでしょう。今だともう少しデジタルよりになるので「数打って、効果検証」の方がデファクトのイメージですが(直近評判の悪いキュレーションもこっちのイメージか。。。)

その当時は「なんて無駄」と思った記憶がありますが、結局いいクリエイティブを出せるようになるためには時間が必要なわけで、一人前になるために必要なことは「グッと入る」事なんだろう、というのが今になっての納得の仕方。ビジネスも全く一緒で、門外漢の状態から専門家になるためには「千みつ」とは言わないまでも「百みつ」ぐらいまでは覚悟をして、他の人の10倍でも時間を掛けて成果を得に行かないとな。と改めて。久々にあった中途同期(社会人としては先輩)が話をしていた「肚に力を入れて仕事をしてください」という状態を再度しっかり入れきって、仕事をしないとな、と思った日曜日。さて、あと2週強で今年も終わり。頑張ってまいりましょう!

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