最近、大手メーカー様たちとの取引を多く頂いています。基本的にアスノバは中途(キャリア)がメインマーケットなのですが、人事の方々と接していると新卒の一服感が出てきたな、と感じます。(レスポンスがずいぶん早く、余裕が有るようになってきたので)そんな中ふと思ったことが有りメモ。
新卒採用の時期、色々言われています。曰く「学生の本分をおろそかにするのはけしからん。」
解決策として、今回のように大企業の活動スタート時期を決めたり、縛りを強くする、ということも有ると思います。一方、学生が「大学に行っている事自体が(就職にかぎらず)人生にとって就職活動よりプラスだ、と思えば学生は本来大学に行くはずです。もしくは、影響を最小限に抑えるよう、短期間での決着を望むはず。(これは違う理由で短期間決着を望んでいるようには思います。負担がすごいので、、、。)就職活動というアマチュア(お金を払って居る立場)から、プロ(お金を貰う立場)になる登竜門、そこを大人が大人の思考の中で「ここからスタートしなさい」というのは賛否両論有ると思うのですが、これから保護のないマーケットに出ることを考えると、より自立を促す方向の議論が大切かな、と思ったりします。
もっと本質的に学生に対して「自分で考える」という事を徹底して教える。大学は大学で「就職活動には(当然)負けない」学校として学生の人生を変えるような指導をし、始めたらすぐに売れるような人材を育て上げる。と言った方向に議論が進まないかな、、、。と思っていたりします。今のままだとどうも外資など「自由に動ける企業」が有利に働く気しかしないので。
振り返って自社。同じく外の人たちがどう言おうが、自分で自律的に考えて「やるべきこと」を一つでも多く積んでいく。そんなことを考える人達の数が事業上極めて大事だし、そういう文化を創っていきたいな、と思っています。