どんな事業でも、「今日と明日、同じことをやっていさえすれば安泰」ということはないと思っています。伝統のある企業でも「昨日と全く同じ」ではなく、小さな小さな改善が日々の口斑をささえてくれている、そんなことを信じています。
「前例・事例」を覆すことには勇気が入りますし、一見うまく行っていることを「変える」というのはそれなりのリスクを伴います。ただ、もしそれが「凝り固まっている」と思っていたり「まずい状況なのは知っていて、停滞したままになっている」のであれば、積極的に、強引にでも動かすべきだな、と思います。血流が留まりがちだと、どんどん体の調子が悪くなるのと同じように、多少強引でも血流を流す、血を回す、というのが大事だな、と思ったりします。間違っていたら戻す。ぐらいの事を決めて(特に伝統もない新興企業であれば尚更)血の流れが順調に行っているかの確認と、常に滞っているところを回していく、流していく。今日と同じことをやって、血を固めること=死に近づく、と認識して歩いて行きたいです。